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お知らせ

月経困難症(生理痛)・我慢はダメ‼

2022.01.20

きょうは、将来子宮内膜症になるのをできるだけ予防

するために、「生理痛は、いま治療しましょう!」と

いう、未病の段階の治療についてお話ししましょう。


以前は、「生理痛は我慢」が常識でした。しかし、最

近では「生理痛と内膜症は非常に深い関係がある」と

言われています。生理痛のある方が内膜症になる確率

は、ない方の2.6倍と高い値です。(また逆に、生理

痛をさほど感じない女性の中にも、内膜症の方が相当

数いることも事実。それは病気が卵巣などに限られて

いる場合です。)

未病とは、「生理痛などのようにそれ自体は病気とは

言えないが、放置しておくと病気に進行していく、い

わば病気の前段階の状態」をいいます。

ご存じのように、内膜症は生理痛や生理が多い・腰痛・

性交痛・不妊、さらに卵巣内に血液がたまるチョコレー

ト嚢胞では癌になる率が少し高い等、注意しておく病気

ですね。生理痛のある方の内膜症の発生予防や、内膜症

へ進展させない、または進行を遅らせる方法は、まず薬

物療法だといわれます。早いうちから当院スタッフと一

緒に考え解決していくことが、将来を考えるうえで大変

意味のあることです。


生理痛の自己評価は、下の表を参考にしてみましょう。

治療は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)といわれる

痛み止めと、低用量エストロゲン/プロゲスチン配合薬
(LEP製剤以前はピルともよばれました)や黄体ホルモ
などのホルモン製剤が主に使用されます。その他に、
症状を和らげるのに漢方薬もあります。痛み止めやホル
モン製剤は、状態によっては使用できない場合もありま
すので、スタッフと良くお話合いください。

『生理痛は非常に大事なサインです‼』

         伊集院産婦人科  釜付 眞一

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